Rhodochrosite(ロードクロサイト)
化学式:MnCO3/モース硬度:3.5〜4.5
別名:インカローズ、和名:菱マンガン鉱。方解石の一種。 |
また、ロードクロサイトは湿度に弱い石です。ついでに太陽光にも弱い。 あまりこの石に熱と紫外線を加えないようにしましょう。退色しちゃいます。 インセンス(お香)か月光での浄化が一番だと思います。
ロードクロサイトという名前にはギリシャ語の「ロード(薔薇)」「クロス(色)」という意味があります。
またアンデス山脈では、質の良いロードクロサイトが多く産出されていて、古代インカ帝国では「インカの薔薇」として
愛されていたことから、「インカローズ」という別名でも呼ばれたようです。
名前からして、実にロマンチックですねえ〜。
ところで、この石のグレードの高いものにはあの独特の白縞がありません。濃いピンク色。
ところがグレードAAの低い方のは、あの白縞がついてます。
でも見かたによっては、縞があったほうがずっと美しい気もしますが・・・。
さて、インカローズもまた恋愛運向上に効果があるのは有名なところですね。 インカの薔薇って名前も神秘的でおしゃれな事だし・・人気も出るってもんです。\(^o^)/
ただ恋愛運と言ってもこの石はローズクォーツの「暖かく包み込むような愛」とは違って・・セクシーで大胆な恋愛をイメージした方がぴったりかもしれません。
キイワードは「無償の愛」・・・あなたの為なら、何にもいとわないぞ!月だって星だって落としてみせる!祖国を捨てたって構わない・・
まさにエディット・ピアフ「愛の賛歌(美輪明宏版)」の世界ですね・・注:越路吹雪版ではありません!
つまり、かなりの「覚悟」が出来てないと持てないシロモノかもしれません。
もしも、その覚悟があって「見返りを求めない愛」を突っ走れるなら、ロードクロサイト単品ブレスはお勧めです。
石は強い「覚悟」や「気合」を吸って、恋愛感情を大幅に増幅して誰かに届けてくれるでしょう。
そして、まさに大輪の「薔薇」の如くの人生を咲かせてくれることでしょう。
ただ、見返りを期待する気持ちにはストップがかかってしまうようですよ・・くれぐれも見返りは期待しないで下さい。
・・・薔薇は誰かに愛でられることを期待して咲くわけではないということかもしれません。
強く真っ直ぐ、自分がそうしたいからそうするだけだ! ・・という気持ちと相成る石ということでしょうか。
さて、では「恋愛は当然見返りを求めるもの」というポリシーの場合は、ムーンストーンやアベンチュリンの組み合わせをお勧めします。
自分が注いだ愛情が育ち相手から返され、二人で歩んでいく・・そんな組み合わせになります。
ラピスラズリも相性はOKです。
実は・・私はなぜか濃いピンクとパープルの組み合わせに惹かれて、ずうっと昔恋愛用にインカローズとスギライトの組み合わせのブレスをしていた事がありました。
これって恋愛に使うにはまずい組み合わせだったようですね。身を持って体験しました。。。
むしろ、同じ紫ならアメジストの方がよかったみたいです。
アメジストは「冷静な判断を与えてくれる石」、身も心も捧げようとしている相手がいた場合でも、本当にそれにふさわしいかどうかって判断を仰いでくれます。見極める目を与えてくれる石です。
一歩間違って狂気の愛にならないようセーブしてくれる石にもなるようです。
ところが、スギライトは、どちらかというと「達観」させる石のようです。
そのせいかどうか・・「恋なんて若気の病と一緒だな。」とすぐに冷めてしまいました。
もっともその時、アメジストの組み合わせをしていたとしても・・
「なーんだ!この程度のヤツに、真剣に惚れる価値はないな。」と、妙に冷静になって終わらせてしまったかもしれませんが・・。
そもそも恋というものは達観したり冷静になってしまったら・・それはもう恋ではないのかもしれません。
恋愛の石を選ぶときも、自分がどのような恋愛をしたいのか、どういった方向へ進みたいのか・・そういったことも考慮の上で石を選ぶことでしょうね。(^_^;)
さらに付け加えるならば、ロードクロサイトもまた恋愛だけに使う石というわけではありません。他のシチュエーションでも色々と使える石です。ただし、強く外に向かうパワーなのでヒーリング的な要素は無いと思います。
<< 前のページに戻る